薬剤師の派遣の時給相場や紹介会社の求人事例・メリットデメリットなどを解説

薬剤師転職

薬剤師として働くとき、正社員だけでなく、時短社員や派遣社員、アルバイトなど、どの雇用形態を選べばいいか悩む方も少なくありません。

派遣社員は待遇が比較的よく、時給も高いため希望する人も多いですが、派遣は他の働き方とは異なる独自のルールがあるため、イメージだけで安易に選ぶのは危険です。

この記事では、派遣薬剤師という働き方の基本とともに、派遣に関してよくある勘違いや派遣法の改定ポイントなどを解説します。派遣薬剤師の働き方がおすすめの人の特徴も紹介するので、自分に合った働き方を選ぶためにぜひ参考にしてください。

派遣薬剤師とは?

まずは、そもそも派遣薬剤師とはどのような働き方なのか解説します。なかには、派遣薬剤師に対して「稼げるのか?」「派遣切りにあうリスクはないのか?」などさまざまな疑問をもっている人もいるでしょう。

ここでは、派遣薬剤師としての働き方や派遣に関するよくある間違いなどについて、ポイントを絞ってそれぞれ解説します。

派遣の仕組み

派遣とは「労働者派遣事業」のことで、派遣先の指揮命令に従い、派遣会社が雇用している派遣スタッフが派遣先のために働く労働契約です。

労働者派遣法において、労働者派遣事業を行うためには厚生労働大臣の許可が必要だと定められています。

派遣会社、派遣先、派遣スタッフの関係は、以下のとおりです。

(画像引用 厚生労働省 労働者派遣事業の概要

派遣会社と派遣先は派遣契約を結んでいます。派遣スタッフは派遣先で就業しますが、派遣スタッフと雇用契約を結んでいるのはあくまでも派遣会社です。賃金も派遣会社から派遣スタッフへ支払われます。

派遣スタッフが同じ派遣先で働けるのは、最長3年までです。また、派遣先や待遇に関する希望があれば、派遣会社が調整してくれます。派遣スタッフは派遣先の企業と直接交渉しなくて済むため、働き方に対する希望を叶えやすいところが派遣の大きな魅力です。

派遣薬剤師と正社員・アルバイト・業務委託の薬剤師の違い

派遣薬剤師とは違い、正社員の薬剤師は働く企業に直接雇用されており、労働期間も限定されていないなどの特徴があります。契約社員も働く企業に直接雇用されているものの、労働期間が限定されているところが正社員との大きな違いです。

また、アルバイトも直接雇用されていますが、正社員や契約社員に比べて労働時間が短めです。雇用契約上、パートもアルバイトと同じ意味で扱われています。

さらに、働き方としては業務委託もあります。

業務委託は業務請負や準委任契約などを表しており、雇用契約ではありません。支払われるのは賃金ではなく、あくまでも完了した仕事に対する報酬です。そのため、企業と業務委託契約を結んで仕事を請け負っても、社会保険(雇用保険、厚生年金、労災保険、健康保険、介護保険)には加入できないことになっています。

派遣薬剤師の種類

派遣薬剤師の働き方を大別すると、以下の3種類に分けられます。

・スポット派遣
・一般派遣
・出張派遣

スポット派遣は、単発で短期間だけで派遣されるスタイルです。最短で1日だけの勤務も可能であり、自分の都合に合わせて勤務日を設定できます。プライベートを優先したい人や副業を探している人にも人気があります。

一般派遣は、一定の労働期間を設定したうえでフルタイムで勤務するスタイルです。正社員と同じ勤務時間や仕事内容が設定されている求人も多くあります。ただし、労働期間は1ヶ月から1年程度の間で自由に設定できます。

出張派遣は、薬剤師が不足している遠方のエリアへ出張して働くスタイルです。引越しが伴いますが、住居は派遣先の企業が用意してくれるケースがほとんどです。

派遣薬剤師に関して知っておくべき5つのポイント

ここでは、派遣薬剤師に対して多くの人がもつ疑問とそれに対する答えや、勘違いしている人が多い派遣薬剤師に関する知識について解説します。

①1か所で働けるのは3年まで

薬剤師に限らず、1か所で派遣として働ける期間は3年までです。

ただし、期間のカウントは企業単位ではなく部署単位で行われます。そのため、派遣薬剤師として働き始めてから3年以内に異なる部署へ異動すれば、同じ企業で3年以上働くことは可能です。

ただし、派遣薬剤師は3年の上限をそれほど気にする必要はありません。なぜなら、派遣薬剤師に対する需要は高く、常にさまざまな求人があるからです。実際には、長くても1年程度で他の企業へ移る人が多くなっています。

②薬剤師の派遣先は調剤薬局が多い!

実際に派遣薬剤師の求人を見てみると、派遣先としては調剤薬局が圧倒的に多い傾向があります。

調剤薬局の派遣薬剤師は時給が高いうえに、日曜日や祝日は必ず休めるケースが多いです。なかには、週3~4日の勤務が可能など、より柔軟な勤務が可能な職場もあります。

なお、調剤薬局に比べると数は少ないですが、病院や一般企業が派遣先となっている求人もあります。さまざまな派遣先があって条件もそれぞれ異なるため、希望に合致する求人を探してみましょう。

③派遣薬剤師は公的に認められているが派遣禁止の業種もある

労働者派遣事業においては、派遣を禁止する業種も定められています。

そのひとつとして医療関連業務が指定されているため、派遣薬剤師は違法ではないかと気になっている人もいるでしょう。結論を述べると薬剤師は派遣禁止の業種ではないため、合法的に安心して働けます。

ただし、条件によっては派遣薬剤師の勤務が認められないケースもあります。たとえば、病院で派遣薬剤師が勤務できるのは、基本的に産休や育休による欠員を代替する場合だけです。求人を探すときは内容をよく確認し、条件に問題が無いか確認しましょう。

④派遣切りは古い?!派遣で働くリスクの高さ

派遣切りとは、派遣の期間中に契約が打ち切られたり、更新予定の契約が更新されなかったりする状況を表しています。

そもそも派遣は企業の一時的な人手不足を解消するため、1~3ヶ月程度の短期間ごとに契約を更新していくのが基本です。よって、企業の都合または派遣スタッフの希望に応じて派遣契約が終了するのは珍しいことではありません。

とはいえ、一般的な派遣労働者と比べ、派遣薬剤師の需要は高くなっています。そのため、派遣契約が終了しても、次の派遣先がスムーズに見つかる可能性が高いです。また、法改正も積極的に行われており、企業側も一方的な派遣切りはしにくい状況になりつつあります。

⑤派遣薬剤師の仕事は投薬ばかり?

派遣先ごとに薬剤棚の配置や細かなルールは異なります。勤務する期間が限られているため、派遣薬剤師にいちいち業務の進め方を教えるのは非効率だと考えている派遣先も少なくありません。

よって、派遣薬剤師には投薬だけを任せるケースも多いです。

ただし、実際の派遣薬剤師の仕事内容は派遣先によっても異なります。たとえば、派遣先の薬剤師が少人数であれば、投薬だけでなく監査や調剤を担当できる場合もあるでしょう。在宅訪問業務を行っている薬局では、派遣薬剤師に調剤を任せているところもあります。

派遣薬剤師の代表的な職場3つ

派遣薬剤師の派遣先は、主に以下の3つです。

・ドラックストア
・調剤薬局
・病院

派遣薬剤師の仕事内容は、派遣先によってさまざまです。理想の働き方を実現するには、それぞれの職場での仕事内容の違いも把握しておく必要があります。

ここでは、各職場で派遣薬剤師が具体的にどのような仕事をするのか解説します。

ドラックストア

ドラックストアでは処方箋がなくても購入できるOTC医薬品を扱っています。

ドラックストアの派遣薬剤師として働く場合、OTC医薬品の購入を希望する顧客に対して情報提供を行います。特に、要指導医薬品や第1類医薬品の説明については、薬剤師だからこそ対応できる業務です。接客しながら医薬品の説明をするため、コミュニケーションスキルも求められます。

なお、調剤薬局を併設しているドラックストアであれば、ドラックストアに勤務するとしても調剤業務がメインとなる可能性が高いです。全国各地にたくさんのドラックストアがあるため、さまざまなエリアで働けます。

調剤薬局

調剤薬局は派遣薬剤師の求人が特に多く、さまざまな条件で働ける勤務先があります。

勤務日や休日の曜日もそれぞれ違います。フルタイムで働くのが難しい人でも、時短勤務できる求人を探しやすいです。

調剤薬局の場合、近くの病院やクリニックの診療科目によって調剤内容が異なります。そのため、経験やキャリアを重視する場合は勤務先だけでなく、近くの病院やクリニックについてもチェックしておくといいでしょう。

調剤薬局の派遣薬剤師は投薬がメインとなる場合も多いですが、派遣先によっては監査や調剤も担当できます。派遣薬剤師はさまざまな派遣先で働くため、長い目で見ると多様な経験を積める可能性が高いです。

病院

基本的に、病院では派遣薬剤師を雇用できないと法律で定められています。

ただし、産休や育休による欠員が出た場合は例外であり、病院でも派遣薬剤師を募集できることになっています。食堂や休憩室などの設備が整っている病院も多いため、働きやすい環境を求めている人におすすめです。

また、産休や育休による欠員を代替する場合でなくても、紹介予定派遣なら病院での勤務が認められています。紹介予定派遣とは、一定期間働いた後に正社員になることを前提としている派遣です。病院で薬剤師として働きたいと思っており、仕事内容や職場環境を確認したうえで正社員になりたいという人には紹介予定派遣が適しています。

薬剤師の派遣の求人傾向をリサーチしてみました

派遣薬剤師として働ける勤務先は複数あり、求人によって働き方の種類もさまざまです。派遣薬剤師の求人には、具体的にどのような傾向があるのでしょうか。

ここからは派遣薬剤師の求人が多く掲載されている「薬キャリ」「ファルマスタッフ」「ファル・メイト」を実際にチェックしたうえで、派遣薬剤師の求人数や職場の傾向を紹介します。

それぞれの求人の特徴を分析して紹介するので、自分に適した派遣先を探すための参考としてください。

薬キャリの派遣情報

薬キャリには、派遣薬剤師の求人が1,200件以上掲載されています。派遣、正社員、契約社員、パートの求人数を比較すると以下のとおりです。

調剤薬局 病院 調剤薬局・OTC販売 OTC販売 企業
派遣 1097 54 37 8 7
正社員 9,405 1,236 1,447 199 183
契約社員 88 12 71 36 19
パート 3,810 327 1,110 144 8

(2021年3月23日現在)

薬キャリで最も求人数が多いのは正社員であり、全部で12,000件以上の求人があります。派遣よりもパートの求人のほうが多い状況です。契約社員としての薬剤師の求人は全国的に見てかなり少なくなっています。

派遣薬剤師の需要は東京都や大阪府などの主要都市において特に高く、100件以上の求人があります。派遣薬剤師を募集しているのは、調剤薬局が中心です。以下は薬キャリのエージェントサービスですので興味のある方は見てみましょう。

薬キャリエージェントはこちら

ファルマスタッフの派遣情報

ファルマスタッフには、派遣薬剤師の求人が3,800件以上掲載されています。紹介予定派遣も1,000件以上あるため、キャリアアップしたい人にとっても幅広い選択肢があります。

派遣、紹介予定派遣、正社員、パート・アルバイトの求人数を比較すると以下のとおりです。

調剤薬局 病院・クリニック ドラッグストア ドラッグストア(調剤あり) 企業
派遣 3470 22 21 378 1
紹介予定派遣 1,015 20 27 83 0
正社員 26,157 2412 1,261 3,478 172
パート・アルバイト 18,914 1,131 884 2,788 42

(2021年3月23日現在)

派遣薬剤師の求人が最も多いのは調剤薬局です。そのうち、2,200件以上が関東(栃木県、茨城県、群馬県、埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県、山梨県)に集中しています。

ファルマスタッフはこちら

ファル・メイトの派遣情報

ファル・メイトは、薬キャリやファルマスタッフなどと同じく薬剤師の求人を扱う会社です。求職者に寄り添って求人を紹介してくれると評判の社員が多くそろっています。

派遣、紹介予定派遣、正社員、契約社員、嘱託社員、パートの求人数を比較すると以下のとおりです。

調剤薬局 病院 調剤併設店 OTC 企業
派遣 2,844 22 356 23 1
紹介予定派遣 14 10 1 0 0
正社員 5,530 297 504 96 0
契約社員 57 0 4 0 1
嘱託社員 10 0 1 0 0
パート 2,861 27 329 45 0

(2021年3月23日現在)

派遣が多いエリアは東京都や大阪府などであり、それぞれ600件以上の求人を扱っています。神奈川県や福岡県についても、400件前後の派遣薬剤師の求人が掲載されています。

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派遣薬剤師で働くメリット

派遣薬剤師という働き方にはさまざまなメリットがあります。状況に合わせて柔軟な勤務を希望しやすいだけでなく、派遣ながらも比較的安定的な働き方ができます。安心して働きやすいため、プライベートとの両立も十分可能です。

ここでは、派遣薬剤師で働く具体的なメリットを解説します。

高時給で正社員と同等の社会保障がある

派遣薬剤師は、パート(アルバイト)として働くよりも高時給です。そのため、同じ時間働いても高い月収を得られます。実際の時給から月収を算出すると、以下のとおり一目瞭然です。

【派遣】
時給2,700円×1日8時間×20営業日=432,000円

【パート(アルバイト)】
時給2,000円×1日8時間×20営業日=320,000円

また、派遣薬剤師は派遣会社と雇用契約を結ぶため、社会保険にも加入できます。社会保険には、雇用保険、厚生年金、労災保険、健康保険、介護保険の5つが含まれています。介護保険に加入するのは40歳からです。

派遣薬剤師は、正社員と同様に社会保障を受けられるため安心感があります。派遣会社が独自で用意している福利厚生があれば、それも利用可能です。

良くも悪くも人間関係がドライになる傾向がある

薬剤師に限らず、仕事上の悩みとしては人間関係があげられるケースが多いです。

しかし、派遣薬剤師として同じ企業で働けるのは最長でも3年までであり、長く1つの職場に留まり続けることはできません。そのため、派遣薬剤師として働く場合、無理に人間関係を良好に保つために気を使わなくても問題ないです。

派遣先に合わない人がいるときは、派遣会社に相談すれば職場を変えられます。働いている職場の上司に相談しなくても済むうえに、改めて転職活動をする必要もないため気軽です。

残業少なめで家庭と両立しやすい

派遣薬剤師の勤務時間は契約で明確に定められており、残業は発生しにくいです。そのため、家庭との両立を重視している人でも希望通りの働き方ができます。

忙しいときには残業が生じる可能性もありますが、派遣薬剤師は時給制なので働いた時間に応じてきっちり給料が出ます。契約時に定められていない残業を依頼されたときは、断っても問題はありません。派遣薬剤師は基本的に無給のサービス残業は発生しないため、安心して働くことが可能です。

派遣会社にサポートしてもらえる

派遣薬剤師として働く際は、派遣先との間に派遣会社が入ります。

求人を探すだけでなく、企業との面談や手続きについても派遣会社のサポートを受けられるため安心です。また、働き始めてから悩みが生じても解決のための相談ができたり、辞める際の連絡を依頼したりできます。

派遣薬剤師は、どのような場面でも働き方に関するさまざまなサポートを受けられるため心強いです。1つの派遣先を辞めても、すぐに他の派遣先を紹介してもらえるのも嬉しいポイントです。

さまざまな職場を体験できる

派遣薬剤師は、一定期間ごとに異なる職場で働くことが前提となっています。

そのため、さまざまな職場で幅広い業務経験を積めます。派遣先によって診療科目や患者層はそれぞれです。短期間でたくさんの体験ができるため、薬剤師としての知見を広げやすくなります。

また、たくさんの派遣先での業務経験を積んでいれば、後から正社員としての就職を考えるようになっても自分が求める職場を見極めやすくなるでしょう。

雑務が少ない

派遣薬剤師には一部の業務がピンポイントで任せられるケースが多いです。

投薬だけを担当する場合も多いですが、監査や調剤などに限定して仕事内容が割り振られる場合もあります。そのため、薬剤師の仕事として副次的に発生する雑務を担当しなくて済む可能性が高いです。

派遣薬剤師で働くデメリット

さまざまなメリットがある派遣薬剤師という働き方にも、人によってはデメリットと感じる部分があります。

派遣薬剤師としてスムーズに働くためには、デメリットについても把握しておくと安心です。

ここでは、派遣薬剤師として働く場合の具体的なデメリットについて解説します。派遣薬剤師の働き方が自分に適しているか判断するための情報として役立ててください。

同じ職場で3年しか働けない

派遣薬剤師は働ける期間に上限があるため、自分にマッチしている職場を見つけても3年以上の勤務はできません。

働く部署を変えれば同じ企業内で3年以上働けますが、その場合、薬剤師としては勤務できない可能性もあります。

短期間で他の職場へ気軽に移ることができるという派遣薬剤師の特徴はメリットでもありますが、状況によってはデメリットにもなります。3年以上の長期間、同じ職場で働き続けたいと考えている人には、派遣薬剤師は適していません。

管理職に就きにくい

派遣薬剤師は派遣先で直接雇用されているわけではないため、基本的に管理職に就きにくいです。

一般的に、管理職には正社員が就くケースがほとんどとなっています。管理職として人に指導するためのスキルを身につけるためには、そもそも正社員としてある程度長く経験を積む必要があるでしょう。

よって、キャリアプランとして将来的に管理職になりたいと考えているなら、派遣薬剤師としてではなく正社員として働いたほうが実現可能性は高くなります。

派遣契約の打切りになる可能性はゼロではない

派遣薬剤師として働き続けるには、契約期間ごとの更新が必要です。

場合によっては、派遣契約が打ち切りになる可能性もあります。なかには新型コロナウイルスの影響により、派遣薬剤師との契約を一気に切った企業も存在します。

薬剤師に対するニーズは高いものの、派遣先が派遣薬剤師を確保するには派遣会社へ手数料を支払う必要があるため直接雇用よりも割高です。そのため、手数料をかけてでも契約したいと派遣先から思ってもらえなければ、派遣薬剤師として安定的に働くのは難しいと言えます。

仕事内容が偏る可能性がある

派遣薬剤師として1つの職場で働ける期間は最初から決まっているため、担当できる仕事の幅も限られています。

たとえば、かかりつけ薬剤師業務や在宅薬剤師業務では、時間をかけて患者さんと信頼関係を気づかなければなりません。そのため、派遣薬剤師としては業務を担当しにくいです。

派遣薬剤師の場合、1つの職場で担当できる仕事内容は投薬のみや調剤のみなどに偏る可能性があります。

結論:派遣薬剤師がおすすめな人は?

派遣薬剤師なら、フルタイムの勤務だけでなく勤務時間や日数を減らした勤務も可能です。
派遣薬剤師は柔軟な働き方ができ、さまざまな派遣先での業務を経験できます。ここまで説明してきた派遣薬剤師の特徴を踏まえると、派遣薬剤師としての働き方がおすすめな人の特徴は以下のとおりです。

・どのような環境にもスムーズに溶け込める人
・効率的にたくさん稼ぎたい人
・仕事と家事・育児を両立したい人
・残業せずに働きたい人
・プライベートの時間を優先したい人
・空いた時間を有効活用するために働きたい人
・いろいろな処方箋を見て勉強したい人

このように、派遣薬剤師は自分自身の状況に合わせて臨機応変な働き方が可能です。派遣薬剤師の特徴を押さえ、自分に合った働き方を選びましょう。

知っておきたい派遣ルール【法改正やキャリアアップ情報】

派遣薬剤師として働くうえでは、他にも押さえておきたいルールがあります。たとえば、働き方に関する「同一労働同一賃金」は、派遣薬剤師として取り組んだ業務が適切に評価され、待遇に反映されるために重要な意味をもちます。

また、正社員を目指している人は「紹介予定派遣」という働き方も把握しておいたほうがいいでしょう。紹介予定派遣を活用すれば、自分に合う職場で正社員として働きやすくなります。

ここでは、同一労働同一賃金や紹介予定派遣がどのようなものであるか解説します。

2020年法改正・同一労働同一賃金とは

同一労働同一賃金とは、同じ仕事内容をしていれば雇用形態に関わらず同じ待遇にすべきことを示しています。同一労働同一賃金が広く実現されれば、派遣薬剤師にとってもより働きやすい環境が整うと考えられます。

2020年には改正労働者派遣法が施行されており、正社員と非正規社員の不合理な待遇の差を無くすための規定が追加されました。事業者に対しては、派遣労働者に向けて待遇に関する説明をきちんと行う義務も定められています。

過去には派遣切りが社会問題になったこともあるため、派遣という働き方には不利なイメージをもっている人もいるかもしれません。しかし、いまでは、派遣の待遇面は着実に是正されています。同一労働同一賃金に向けた取り組みは始まったばかりであり、今後はさらに待遇が改善されていく見通しです。

紹介予定派遣の薬剤師ってなに?

紹介予定派遣とは、将来的な正社員としての雇用を前提とし、最初は派遣として働き始める方法です。一定期間の勤務を経て、派遣先と派遣薬剤師の双方が正社員としての雇用契約を結ぶかどうか判断します。派遣先と派遣薬剤師が互いの様子を見極めたうえで正社員の雇用契約を結ぶため、正社員として働き始めてからのミスマッチが生まれにくいというメリットがあります。

紹介予定派遣は、正社員の薬剤師として働きたいと思っている人や、自分に合う職場であれば長く働きたいと考えている人におすすめです。薬剤師としてのキャリアアップを目指しているなら、一般的な派遣薬剤師ではなく紹介予定派遣の薬剤師も候補として検討してみてください。

まとめ

ここまでの内容をまとめると、ポイントは以下のとおりです。

・派遣薬剤師は自分が希望する働き方を実現しやすい
・派遣の待遇は改善されつつある
・キャリアアップを重視するなら紹介予定派遣が適している

派遣薬剤師に対するニーズは高く、調剤薬局を中心としてたくさんの派遣先があります。派遣会社に相談しながら自分が求める派遣先を選べるため、納得のいく職場を見つけやすいです。途中で派遣契約が打ち切りになる可能性もゼロではありませんが、その場合は派遣会社から新しい派遣先を紹介してもらえます。

労働者派遣法が改正されており、派遣の待遇もどんどん改善されています。自分の希望に合わせて柔軟な働き方をしたい人は、派遣薬剤師の求人を探してみましょう。

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