医師の紹介会社とは?おすすめ人材紹介会社を11社比較しランキングで紹介

医師転職

オンコールや当直対応が体力的に辛い、院内の人間関係が嫌などの理由で転職を考える医師は意外と多いです。また、結婚や出産など人生のライフステージに合わせて転職を考える方もいます。

今回は転職で悩む医師の皆さんのために、医師の紹介会社(転職エージェント)や転職市場の動向について、転職のコツなどをまとめてお伝えします。また、コロナ転職が増える医師業界における紹介害しぃあのメリット・デメリット、おすすめ人材サービスなども幅広く解説していくため、医師転職の助けになるはずです。転職を考えている医師の方は、ぜひ参考にしてください。

医師紹介会社・転職エージェントの総合ランキング一覧

医師の紹介会社・転職エージェントと言っても数が多く、どれを選べばよいかわからず、いざ転職する際に迷ってしまう方も多いでしょう。そうした方のために、まずは紹介会社をランキング形式でご紹介します。職種に特化したものや、働き方に特化したものなど様々なものがあるため、自身の転職目的に合ったサイトの使い分けがおすすめです。

サービス名 求人数 常勤と非常勤割合 特徴
医師転職ドットコム 34,644件 21,639件(常勤)
13,005件(非常勤)
たくさんの求人から選びたい
リクルートドクターズキャリア 13,871件 10,370件(常勤)
3,501件(非常勤)
転職のプロに相談しながら進めたい(転職エージェント付き)
エムスリーキャリアエージェント 16,624件 12,826件(常勤)
3,798件(非常勤)
転職のプロに相談しながら進めたい(転職エージェント付き)
マイナビDOCTOR 24,313件 12,154件(常勤)
12,159件(非常勤)
たくさんの求人から選びたい
民間医局 20,804件 12,630件(常勤)
4,787件(非常勤)
3,387件(スポット)
常勤or非常勤orスポットなど「働き方」にこだわりたい
JMC 16,444件 12,929件(常勤)
3,515件(非常勤)
年収2,000万円以上の高収入を狙いたい
MCドクターズネット 2,140件 1,048件(常勤)
551件(非常勤)
541件(スポット)
常勤or非常勤orスポットなど「働き方」にこだわりたい
ドクタービジョン 12,859件 9,167件(常勤)
2,876件(非常勤)
816件(スポット)
年収2,000万円以上の高収入を狙いたい
医師バイトドットコム 25,295件 13,005件(非常勤)
12,290件(スポット)
病院・クリニックに転職したい
Dr.転職なび 13,356件 13,356件(常勤) 病院・クリニックに転職したい
Dr.アルなび 8,415件 5,100件(非常勤)
3,315件(スポット)
常勤or非常勤orスポットなど「働き方」にこだわりたい

医師の紹介会社とは?転職エージェント(有料職業紹介事業)の仕組みと種類を理解しよう

紹介会社とは正式には有料職業紹介事業というものであり、厚生労働大臣の許可を得て職業を紹介する民間企業を指します。紹介会社の他にも、人材紹介、転職エージェントと呼ばれることが多いです。紹介会社は企業と求職者の間に入ることで、求職者にはスムーズな転職、企業にはミスマッチの減少・内定率アップに尽力します。

紹介会社の収入源は、エージェントサービスによって発生するマージンです。エージェントを通して入社した場合、その求職者の年収の数十%(35%で設定している企業が多い)を人材紹介会社がマージンとして請求する仕組みとなっています。

そのため求職者側にサービス利用費は発生しません。

紹介会社と転職サイトのどちらが医師の転職に有利か?

結論から言うと、どちらが有利かは断言できません。しかし紹介会社や転職サイトの見分けかたやお金の流れを理解すれば、医師の転職に必ず役立ちます。そのために紹介会社と転職サイトの見分けかたを確認していきましょう。

パッと見だけだと、転職サイトなのかエージェントなのか見分けがつきにくいと感じる方も多いです。ところが求人募集の社名公開有無で簡単に見分けられます。求人の社名や勤務地が非公開であったり、番号になっている時は転職エージェントであることが多いです。逆に、社名や勤務地などの詳細が記載されていて、かつ応募ボタンがあれば転職サイトです。

どうしても転職サイト(自分で応募できる求人広告)と転職エージェント(担当者に相談しながら応募を進めるもの)を正しく見極めたい場合は、以下の人材紹介総合サービスサイトから確認する方法もあります。

厚生労働省職業安定局人材サービス総合サイト

次は、転職サイトと紹介会社(転職エージェント)のお金の流れを見ていきましょう。

よく混同されがちですが、転職サイトの多くは広告出稿型で、企業からの広告料が収入源です。対して、紹介会社(転職エージェント)は求職者を入社させるごとにマージンをもらう仕組みで、根本的にお金の流れが違います。

一般的に、紹介会社経由の転職は、1人あたりの採用単価が高いため、経験の浅い人は採用されにくい傾向がありますが、医師は例外です。医師はもともと需要があり、紹介会社に入るマージンも多くなるため、転職サイトを利用するよりも採用されやすい傾向があります。

医師の紹介会社の種類

紹介会社には種類があり、大手総合の会社と、特定の分野に特化した会社の2つにわけられます。特に医師の紹介会社は職種特化型、もしくは正社員や非常勤などの雇用形態・働き方に特化したものが多いです。

その例として1社、医師転職ドットコムについてご紹介します。株式会社メディウェルが運営する医師転職ドットコムは大手総合の医師転職サイトの一角と言えます。

医師転職ドットコムはこちら

一方で株式会社メディウェルは40代・50代・60代に特化した転職支援サービスである「40代50代60代の医師転職ドットコム」とアルバイトや非常勤に特化した「医師バイトドットコム 」の運営を行っており、同じ会社でも細分化してサービスを提供している事例と言えます。

40代50代60代の医師転職ドットコムはこちら

医師バイトドットコムはこちら

医師の紹介会社とハローワーク・派遣の違いは?

医師の転職を考える際は、ハローワークや派遣を利用する方法もあります。しかし結論から言うとハローワークの利用はあまりおすすめできません。その点を理解するために、まずは医師の紹介会社との違いを見ていきましょう。

ハローワークは公的な求人支援事業のため、基本的に広告料や人材紹介会社のようなマージンの発生もありません。無料で求人を掲載できる一方、人材確保にお金を払えない企業も多く、待遇面でも期待できない職場が多いため注意が必要です。

続いて派遣です。

医師の派遣は基本的に法律で禁止されていますが、介護に携わる場合や、一定期間だけ派遣されて、その後に派遣先で雇われる「紹介予定派遣」はそれに当たりません。したがって一部の条件下では派遣が可能なのが現状です。

医師として転職する際は上記の違いを頭に入れておくと、よりスムーズな転職につながります。

医師紹介会社11社を6つの目的別に徹底解説

冒頭にご紹介したおすすめの紹介会社をもとに、6つの目的別にそれぞれの会社を詳しく説明していきます。特に疑問が出やすい部分をピックアップして紹介するので、転職時に不安な際はぜひ見返しましょう。

6つの目的は以下の通りです。

1 .求人数の多さから選びたい
2 .バイトやスポット勤務の求人を見たい
3 .年収2000万円以上の高収入を狙いたい
4 .求人紹介以外のサービスも使いたい
5 .独立相談もしたい
6 .拠点数が多く地方にも強い紹介会社を使いたい

上記の目的別に紹介していくので、転職の目的と合致した紹介会社の複数利用を検討してみましょう。

【1】求人数の多さから選びたい

求人数の多さから転職サイトを選びたい人のために、2つのサイトをピックアップしてみました。

医師転職ドットコム

求人数の多さから選びたい場合、1番目におすすめするのは「医師転職ドットコム」です。

株式会社メディウェルが運営するこのサイトは、業界でもトップクラスの求人数を誇っており、2021年3月現在で常勤は約22,000件、非常勤は13,000件近くの求人を扱っています。

また、求人数だけでなく、エージェントサービスの質の良さも特徴です。コロナの影響で病院関係者以外との接触を控えていたり、スケジュールの都合上エージェントと直接面談が難しい方のためにWEB面談に対応しているなど、細やかな配慮がなされています。

医師転職ドットコムで産業医に転職した口コミも参考にしてみてください。

老健で働きたい、しかし今まで積んできたスキルも無駄にはしたくないというわがままな希望を叶えてくれました。
実は他の紹介会社にも登録していたのですが、そちらの会社は1件しか求人を紹介してくれませんでした。それに比べ、メディウェルはかなりの数の求人を紹介してくれたと思います。いくつもの求人を比較しながら検討することができたので、より自分に合った転職先を見つけることができました。
(引用 https://www.dr-10.com/case/case682.html

医師転職ドットコムはこちら

マイナビDOCTOR

続いて2番目におすすめするのは「マイナビDOCTOR」です。

取引先医療機関の総数は20,000法人以上と、こちらも業界トップクラスの規模を誇っています。クリニックから大企業の産業医など、幅広い選択肢から選べるのも魅力です。

マイナビDOCTORの転職事例もあわせてご紹介します。

ネットで検索をし、なんとなく信頼できそうな紹介会社を選んで何社か登録しました。そのなかの一つが『マイナビDOCTOR』だったのですが、担当者(キャリアパートナー)のHさんがすぐに私に会いに来てくれて、喫茶店で私の考えをじっくり聞いてくれました。気がつくと私はHさんに向かって2時間も1人で話していました(笑)。
(引用 https://doctor.mynavi.jp/voice/case04.html

【2】バイトやスポット勤務の求人を見たい

常勤や非常勤、スポットなどの「働き方」にこだわりたい方向けに、4社の紹介会社をまとめました。

民間医局

1番目に紹介するのは「民間医局」です。

民間医局は「医師が医療に専念できるインフラの構築を基本コンセプト」としており、それぞれの働き方に対応した級偉人を扱っています。

また、研修医を対象にしたアルバイトなど、幅広い求人を扱っているのも特徴です。

民間医局はこちら

MCドクターズネット

2番目に紹介するのは「MCドクターズネット」です。
常勤・非常勤・スポットなどの雇用形態、施設や科目、年収など細かく条件を設定して求人を選べます。

特に結婚や出産などライフステージの変化で、働き方が制限されやすい女性医師の転職事例が多く、そうした点に寛容な転職先の紹介に長けているのが魅力です。

MCドクターズネットはこちら

Dr.アルなび

続いて紹介する医師転職サイトは「Dr.アルなび」です。

Dr.アルなびは、株式会社エムステージが運営しており、定期アルバイトやスポット案件を中心に求人を掲載しているサイトです。

Dr.アルナビ

医師バイトドットコム

3番目に紹介するのは「医師バイトドットコム」です。
医師バイトドットコムも先ほど紹介したメディウェルが運営するサイトで、日当直で1日150,000円以上の求人など、高額案件も取り扱っているのが魅力です。

医師バイトドットコムはこちら

【3】年収2000万円以上の高収入を狙いたい

続けて、高年収を狙いたい医師の皆さんにおすすめの転職サイトをまとめてみました。

ドクタービジョン

年収2,000万円以上の高収入求人を狙いたいのであれば、1番目におすすめするのは「ドクタービジョン」です。
ドクタービジョンは年収2,500万円以上で条件を絞り込み検索が可能で、2021年3月現在、500件以上の案件を扱っています。

それ以外にも新着の医師求人案件は総じて年収が高い傾向にあり、2,000万円台の求人も多く見受けられました。

ドクタービジョンはこちら

JMC

2番目におすすめするのは「JMC」です。

JMCは好条件・高収入案件に特化した求人を扱う医師転職サイトで、年収2,000万円以上で検索しても、4,600件以上ヒットします。

エージェントも経験豊富な人材を揃えており、安心して転職支援をお願いできるのも魅力です。エージェントにしつこく付きまとわれて嫌な経験をした医師も少なくありませんが、JMCでは「しつこくしません、すすめません」をモットーに転職支援をしています。

【4】求人紹介以外のサービスも使いたい

4つ目にご紹介するのは、求人紹介以外のサービスを使いたい医師の皆さんにおすすめの転職サイトです。

エムスリーキャリアエージェント

求人紹介以外のサービスも使いたい場合は「エムスリーキャリアエージェント」がおすすめです。
エムスリーキャリアは、医療特化の事業をかなり多角的に展開しており、さまざまなサービスを利用することで効率的な転職につながります。

たとえば科目特化型の紹介サービスとして、麻酔科医向けの「アネナビ!」があり、関西と首都圏を中心にサービス展開をしています。

その他には産業医向けの「産業医紹介・顧問サービス」、薬剤師向けのなど「薬キャリ」など、特定の業種に特化したものがあり、転職を考える医師には心強いサービスです。

また、転職とは少し外れますが、開業医などを対象に病院経営へのアドバイスを行う「病院経営支援PMサービス」や、「病院経営事例集」といった幅広いサービス展開をしています。

エムスリーキャリアエージェントはこちら

【5】独立相談もしたい

独立・開業の相談をしたい人は次の転職サイトを活用してみてください。

リクルートドクターズキャリア

独立相談をしたい場合は、「リクルートドクターズキャリア」がおすすめです。
リクルートドクターズキャリアでは実際に開業した医師の事例や、開業に携わった人物の見解が載せられており、その中から自身に近いケースを参考にできます。

たとえば立地条件や機器の導入など基本的なことから、意外と見落とされがちな建物の設計・施工についても、大手ハウスメーカーの専門的な観点まで載せられている、非常に有益なサービスです。

また、承継開業についてもサポートを行っており、新規開業のハードルが高いと思う方におすすめします。新規開業だと初年度からの黒字は難しいと言われていますが、前任者のノウハウや患者さんを引き継ぐ形であれば黒字経営も可能なため、1つの手段として覚えておきましょう。

リクルートドクターズキャリアはこちら

【6】拠点数が多く地方にも強い紹介会社を使いたい

最後に、地方エリアにも強い転職サイトを集めてみました。

やはり地方病院への転職となると、コネクションがない・求人数がすくないなどの理由で不安を覚える方も多くいます。

そのため地方に強い紹介会社は拠点数が多く、かつ求人数もある程度の数を抱えていること。そして病院やクリニックへの転職に力を入れている紹介会社がおすすめです。

マイナビDOCTOR

まず1番目におすすめするのは「マイナビDOCTOR」です。
マイナビドクターは全国に15箇所の拠点を設けており、そこから細やかな転職サービスが受けられます。地方の求人数は少ない傾向がありますが、マイナビドクターは扱っている求人数も業界トップクラスに多いため、その点も魅力です。

マイナビDOCTORはこちら

Dr.転職なび

2番目におすすめするのは「Dr.転職なび」です。
Dr.転職なびは先ほども紹介したように病院やクリニックへの転職に力を入れている紹介会社であり、拠点も全国に7箇所を構えています。

首都圏の病院では業務量が多く、どうしても生活を犠牲にしなければいけないため、ライフステージの変化によって転職を考える方も多いです。地方病院へ入職して、仕事のバランスが改善された転職事例もありました。

地方病院への転職を考える方は、案件数だけが多い・クリニックへの転職事例が多いという点だけでなく、上記の紹介会社のような「拠点数の多さ」に着目すると、より良い転職ができる可能性がアップします。

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医師の紹介会社を利用するメリット

少子高齢化が進む現代の日本社会において、医療業界は慢性的な人手不足です。なかでも医師は社会的に需要の高い職業で、かなりこだわりが強いという訳でなければ、転職先に困るということはまず考えられません。

その一方で、転職に慣れていない方はどうしたらいいか分からなかったり、自力で転職先を見つけようとしても希望通りの求人が見つからなかったりすることも十分に考えられます。

医師が転職の際に紹介会社を利用すると、どのようなメリットがあるのかまとめてみました。

メリット1 豊富な求人から自分に合った求人を提案してもらえる

医師の紹介会社を利用すると、実績や人脈をもとに、担当者から各職場のリアルな情報や採用背景、選考で重視するポイントまで丁寧に教えてもらうことが可能です。

求人情報をご覧になったことのある方はご存知だと思いますが、医師の求人数は非常に多く、条件も似たようなものが多いです。膨大な数の求人から自分で仕事を探すのは限界があります。

転職において給与、勤務地、担当科目などの定量面を吟味することも、もちろん大切ですが、結局は「どんな人が働いているか」「医療に対してどんなスタンスなのか」「職場環境や患者の傾向」といった定性的な情報もかなり重要ですよね。

そのため、転職サイトを利用するだけでなく、転職エージェントのサービスを活用することをおすすめします。

メリット2 応募しやすい・断りやすい

医師の世界では同僚や知人の紹介で転職することも多々ありますよね。たとえ自分の希望通りの条件ではなかったとしても、せっかく紹介してもらったのに断るのは悪いと感じ、義理を優先させてしまう人もいるでしょう。

妥協して入った職場に満足いかず、結局辞めてしまったという話も耳にします。

紹介会社を利用すると周囲のことを気にしながら転職活動をしなくて済みます。また、担当者に応募先とのやりとりを代行してもらえるため、応募や辞退のやりとりをスムーズに進めることが可能です。

メリット3 転職時の困りごとすべてをフォローしてもらえる

転職会社の仕事は、希望条件をヒアリングして転職先を提案するだけではありません。転職のあらゆる困りごとについてのノウハウを持っており、フォローしてもらうことが可能です。

書類の添削、会社によっては執筆の代行をお願いできることもあり、書類作成に自信のない方をサポートするのも、紹介会社の大きな仕事のひとつです。
その他にも、面接で相応しい服装や受け答えについてアドバイスしたりと、手厚いサポートを提供しています。

医師の紹介会社を活用すれば、募集していないポジションをつくってもらうように交渉したり、医師のキャリアに沿った条件のアレンジを提案したり推薦状を作成したりすることです。

交渉ごとを全て代行できると忙しい方は助かりますね。紹介会社の担当は交渉に慣れているため、自分で交渉するよりも有利に話が進められる場合も多いでしょう。また、転職先が募集に至った背景や業界の動向といった内部事情を教えてもらうことも可能です。

医師の紹介会社を使う時の注意点

ここまでは医師が紹介会社を利用することで得られるメリットについてご紹介してきました。良いことばかりで今すぐ利用したいと考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、実はデメリットも存在します。

これから紹介会社を利用することを考えている方や、まだ利用を悩んでいる方も、紹介会社の懸念点について知っておいて損はないでしょう。

どのような点を注意すればいいのでしょうか。以下で詳しくご紹介します。

注意点1 担当によって提供サービスにむらがある

紹介会社の担当者によってそれぞれ知識量が異なるため、担当者によって提供されるサービスの質にむらが生じてしまうことがあります。また、人間同士ですからどうしても担当者との相性の良し悪しが関係してきます。

紹介会社の担当者は医療関係者の転職についてのプロですが、医師ではないため、どうしても医師と比較すると医療そのものの知識は浅いです。だからといって、医療の知識が浅いからと、紹介会社の担当者に上から目線の発言をしたり、高圧的な態度で接したりするのは避けるべきです。

どんなに腕のいい医師であったとしても、担当者との関係が悪化すると求人を紹介してもらえないリスクがあります。担当者との関係が良好な方が上手くいきやすいのは当然のことですね。異なる分野のプロとして自分の転職をサポートしてくれる存在と認識し、敬意を持って接することをおすすめします。

注意点2 紹介会社によっては保有求人が偏る

紹介会社を利用する際は、求人数も一つの指標となりますが、保有求人の傾向を知っておくことも大切です。これは、紹介会社によっては特定の分野や地域に力を入れていることもあるためです。

例えばエムスリーキャリアの総合求人数は16,624件と多いですが、企業としては医師以外に薬剤師の転職にも尽力しており、調剤薬局の求人が豊富です。
常勤医師の求人数は東京都1,064件、大阪府は834件に対して、青森県は130件、沖縄県は217件とどうしても地域によって求人数に偏りがある場合もあります。

紹介会社によっては保有している求人に偏りがあり、ご自分の条件に合った紹介会社を探すことが非常に重要です。

注意点3 紹介会社からの連絡が増える

紹介会社を利用すると、担当者からの連絡がくるようになります。慢性的な人手不足の医療業界では、当然医師の人手も不足しています。それゆえ、紹介会社からの連絡も多くなりがちです。

2021年現在は、コロナ禍で医療業界の人材の移動が頻繁に起こりやすい時期とも言えるでしょう。紹介会社同士で医師の取り合い状態になることがあり、どんどん連絡がくるケースもあるという点を知っておきましょう。

忙しい医師の場合は連絡に対応するだけで大変で、自分のペースで転職活動を進めさせてほしいと感じる場合もあるでしょう。

注意点4 医師の紹介会社が多すぎて選びにくい

医師の紹介会社は規模が小さい企業を含めると、世の中に300社以上あるとされています。数多くの紹介会社から自分に合った所を探すのは大変ですね。

どの紹介会社にしようか迷っている方は、まずは保有求人の多いところから登録するのがおすすめです。なぜなら、保有求人が多いと自分の理想と合致した募集と出会う頻度が増えるからです。

とりあえず1社登録してみて、希望する求人がなかったり、担当の技量不足を感じたりしたときは、次の紹介会社を探せば良いでしょう。

今回紹介した中で、保有求人の多い企業トップ3をご紹介します。

サービス名 求人数 常勤と非常勤の割合
医師転職ドットコム 34,644件 21,639件(常勤)
13,005件(非常勤)
リクルートドクターズキャリア 13,871件 10,370件(常勤)
3,501件(非常勤)
エムスリーキャリアエージェント 16,624件 12,826件(常勤)
3,798件(非常勤)

医師転職ドットコムは業界屈指の求人数を誇り、たくさんの求人から自分の希望に沿った転職先を探すことができます。

リクルートドクターズキャリアとエムスリーキャリアは転職エージェント付きで、転職の経験がない方でも手厚いサポートを受けることができおすすめです。

医師の紹介会社関するQ&A

医師の紹介会社について、ここまで様々な情報をご紹介してきましたが、まだ疑問が残っている方も多いでしょう。
なかには、自分でインターネットで調べても、本当に知りたい情報が見つからないとお困りの方もいるかもしれません。

そこで、皆さんが気になっていそうな紹介会社に関する情報をQ&A形式でまとめました。
取り上げた内容は、紹介会社に興味を持っている方が知っておくべき情報ばかりです。是非チェックしてください。

「医師転職サイトを使うと自分の会社にばれてしまうのでは?」

転職サイトを利用しても、勤務先にばれることはありません。
個人情報のPマークを取得している紹介会社もあります。担当者も利用者がそのような懸念を持っていることを熟知しており、個人情報の管理には気を遣っています。

転職サイトが医療機関や産業医を募集している企業へPRのためにFAXを送ることがありますが、個人情報保護のために名前や年齢を分からないように必ず隠してあるので、ご安心ください。

「まだ転職するか迷ってるので登録しないほうがいいですか?」

ひとまず紹介会社に登録しておいて、話をしてから転職するかどうか決めても大丈夫です。

話をしていると転職を勧められてしまう傾向はありますが、途中で嫌だと感じたら利用を辞めても構いません。

一度アクションを起こさないと自分の市場価値が分からない面もあります。最終的に転職するかどうかはさておき、まずは情報収集のために足を踏み入れてみるのも大事なことでしょう。

「忙しくて面談が難しいのですがどうしたらいいですか?」

医師の勤務先や近くのカフェまで訪問するエージェントも存在するので、まずは事情を話してみましょう。

人材業界はコロナウイルスの流行を受けて変化が進み、紹介会社内でもミーティングやセミナーのオンライン化が進んでいます。

電話やウェブを利用したオンライン面談を導入している紹介会社も多いです。忙しい方や、医師という職業上、エージェント直接話すのは感染面で心配という方はオンライン面談を検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は転職を考えている医師に向けて、紹介会社についてご紹介しました。紹介会社は総合的な人材紹介と、医師の転職に専門特化したものまでさまざまです。

転職の困りごとをフォローしてもらえる反面、紹介会社の数が多すぎて選ぶのが大変、保有求人に偏りがあるといった懸念もあります。

医師の紹介会社を選ぶのに迷ったら、まずは本記事でご紹介しているサービスを利用してみるのをおすすめします。目的別のおすすめ紹介会社を参考にするか、求人数の多い紹介会社から登録するのが無難でしょう。

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